さて何回目か?

6月に加満田に泊まって以来の湯河原へ出かけた。今回、予約したのは「万葉の里 白雲荘」。万葉公園の奥、というか千歳川沿いの宿である。
6時半ちょっと前に家を出て、井土ヶ谷から急行で横浜駅で下車。7時29分初の熱海行きに乗る予定なのだが、まだ7時前なのでドトールも開店前だ。トイレに行ったりしてから、駅のコンコースにあるドトールブレンドをテイクアウト。ここは他の店と異なり、値段が少し高い。普通はサイズがSMLなのだが、ここはレギュラーとLしかない。やはり地代のせいなのだろうか?
ホームに上がってグリーン券を購入して、電車を待つ。確認してみると編成が10両だったので、場所を移動する。
電車に乗ってからは特にすることもない。湯河原に到着。観光案内所でパンフレットを貰ってから奥湯河原行きのバスに乗る。ここでは西武と江ノ電のバスが交互に走っているようだ。終点の奥湯河原まで乗っていたのは私ひとり。そこから広河原まで歩く。天照山ハイキングコースを歩くつもりなのである。しかし、まあ緩やかだが、ずっと上りで、地味に足に来る。そこから山に入る。さらに10分ほど歩くと小さな鳥居がある。そこを潜って、山道に入る。ここでも10分ほど歩くがさらに厳しそうな所を確認したところで、心が折れて引き返すことにした。
戻る途中に家族連れとすれ違った。がんばって白雲の滝まで行っていただきたい。来た道を引き返して、奥湯河原からさらに歩く。とはいっても、ここは何回か歩いている所謂、慣れた道だ。
トイレに行きたかったので不動の滝までがんばって歩く。お茶屋まで上って、心太でも食べようかと思っていたのだが、、店の人の気配がないのでまた歩き始めた。
バス停の公園入り口から山を歩き始めて、今日の宿の場所の確認してから、「自家焙煎珈琲屋」を目指す。しかし、まあここもきつい坂であった。途中、車を駐める場所があるのか、坂を下ってくる家族連れとすれ違う。帰りが大変だななどと要らぬ心配をする。宿である白雲荘の入り口を確認してから、さらに上りだ。この辺りは万葉郷という別荘地のようで、宅地開発をしたようだ。
上って、やっとその店が見つかった。入り口がよくわからなかったが入ってみる。マスターはそれなりの年齢の女性。メニューはコーヒーとプリンだけのようだ。両方、頼んでいろいろとお話をする。もともとは焙煎だけをやっていたらしいが、池峰のハイキングコースができて、店の近くにコースの終点があったらしく、コーヒーの香りがするのに飲めないのかとクレームとかがあったらしく、そんなこともあって店を開いたそうだ。その後、二組のお客到来。こんなところでも来るのだなあ。
その後、店を出て歩いて、湯河原駅まで戻った。駅裏にある城願寺というところに行ってみる。ここは境内に天然記念物の柏槙の木がある。ここは賽銭箱がなかった。どこかにあったのかな?そこを出てから適当に曲がったら神社があった。産土八幡神社という神社でここには樹齢600年という楠があった。
また駅に戻って、図書館に入った。郷土史関連やら演芸関連の本を読んで少し休憩。図書館を出てから、前にも入った湯河原カフェに入って、コーヒーを飲んだ。
駅前の干物店でつまみとなるようなものを購入。そろそろ時間なので、歩いて湯河原温泉街へ行く。途中、セブンでビーフジャーキーなどを購入。珈琲屋のマスターに落合橋からの方が勾配が緩いと聞いたので、とりあえず万葉公園の玄関テラスに入る。そこで調べたところ、万葉公園のなかから通って行けるようだ。さすがに何度も来ているので見慣れた道を歩く。川沿いではあるがここもやはり上りだ。総湯のところから川を渡って公園外に出る。多分、ここの辺りの旅館の従業員の寮だと思うのだが、そんな建物らしいものもある。なんだかんだと歩いて、目的の「万葉の里 白雲荘」に到着。

【公式】湯河原温泉 万葉の里白雲荘 湯河原の高級旅館 (hakuunsou.com)

チェック・イン時間の3時ちょっと過ぎに着いたのだが、ロビーはけっこうな人だった。奥に案内されて、ドリンクを選べといわれ、みかんジュースを頼んだ。そこで宿帳の記入、夕食の時間や貸し切り風呂の案内等を受ける。貸し切り風呂の予約は本日は取れず、明日の8時、そして夕食は5時半で朝食は9時。その後、部屋に通される。ロビーは2階で浴場は1階、部屋は3階の見晴の間であった。
宿の人は部屋の玄関まで、なかには入ってこなかった。そういうシステムのようだ。
とりあえず部屋の確認。ベッドが二組。冷蔵庫の中はミネラルウォーターが2本。これは無料だそうだ。後はカプセル・コーヒーが2個とお茶のティー・バッグが一つ。
1階の浴場に行く。けっこう狭い。カランも3組しかない。ドアを開けると露天風呂があるが、囲いがしてあるので外が見られるという理由でもない。ここもよくあるように男女交代制。めずらしく、深夜0時から6時までは入れないそうだ。
風呂から上がって、ルームサービスでビールを頼んだ。ここはハートランド。おつまみが一品サービス。前回、なにも買っていなかったので今回は2品ほど買ってきたのだが、これは予想にはなかった。
やっと夕食の時間になったので2階の食事処に移動。とりあえず生ビールを頼む。今回はオプションに鮑のお造りを追加している。なかなか豪華な食事ではあるが、お酒が相対的に高い。日本酒なんて100mlで700円くらいする。ハイボールも普通の半分の量である。まあ旅館では当たり前といえば当たり前なのだろうが、さすがに割高だろう。ご飯はキノコの炊き込みご飯だったのだが、かなり食べてしまった。デザートは入館したときに手続きをしたところに移動して取った。
部屋に帰って当然寝てしまった。