当日

朝方、というか深夜洗濯をして、昨日飲めなかったビールを飲んだ。
大して眠れなかったが9時くらいには家を出た。ユニクロでシャツを買って、有隣堂で『三つの棺』を買った。考えてみたら、若い頃読んだものの読み返しばかりだな。まあ全然覚えていないけど。

 

 


ベックスでコーヒーを買い、ホームに上がり、グリーン兼を買って、10時18分初の熱海行きに乗り込む。まあけっこうな混み具合でちょっと驚いた。もう少し早い時間の方がいいのかもしれん。しかしそれだが現地で持て余す可能性が高い。むずかしいところだ。
12時過ぎに湯河原に到着。観光案内所で幕山のパンフを貰い、幕山公園行きのバスに乗る。真鶴よりというかいつも行っている温泉街とは違った方角で、もちろん初めてである。幕山という山があり、いろいろとハイキング・コースがあるらしい。その近くに南郷山とか城山とかもあるようだ。幕山公園までのバスはあまりなく、帰りのバスも15時過ぎまでない。まあとりあえず、公園の管理をしている小屋にあるトイレに寄ってから歩き出した。
とりあえず、公園内を新崎川に沿って歩く。かなりの急流でなかなかいい。一の瀬というところに山の神という神社というか祠がある。手を合わせてさらに上る。途中、熊注意とかいのしし注意とか看板がある。けっこう歩いて大石ヶ平というところに着いた。橋があるのだが、その先が草ぼうぼうでなんとも怪しい。まあ年も年なので引き返すことにした。
幕山には登らず、バスもないので取り急ぎ、鍛冶屋というバス亭を目指す。右手に浄水場が見える。かなり歩いて、鍛冶屋というか五郎神社に到着。あいにくバスの時間までけっこうあるので、挨拶だけ済ませてさらに歩くことにした。
途中、セブンでトイレを借り、水を買う。やはりそれなりに疲れたし、暑いので、駅前の湯河原カフェというところでコーヒーを飲んだ。日曜の午後なので混んでいる。なかなかおしゃれなカフェだ。
さすがにまた歩くのはなんなので、バスに乗る。バスもなかなか混んでいる。落合橋で下車。万葉公園内をぐるっとひとまわり。なんど来てもここはいい。そこから今日の宿、加満田まで歩く。途中、不動の滝にも寄ってみる。前にも来ていたがここもこじんまりとしていい。さらに五段の滝などを見つつ、奥湯河原に到着。ここでもそれなりに歩いた。バス停のところに加満田の看板が出ており、そのまま歩くと従業員の方々が私を見つけて、声を掛けてくれ、そのまま入館。玄関のすぐ左手の「つつじの間」が今夜の部屋。その後、仲居さんがお茶を持って現れる。宿帳に記入をしてお風呂やら食事の説明を受ける。大浴場は交代制で男湯は22時まで「彩」、それ以降は「輝」、ほかに貸切露天風呂がふたつ、「ほたる」と「もみじ」、予約制ではないそうだ。
とりあえず、風呂に入ることにする。「輝」の前に表示があり、ここで露天風呂が空いているかがわかる。どちらも空いていたので、「もみじ」というのに行ってみる。露天風呂は石鹼禁止なので浸かるだけ。こじんまりとした露天風呂だ。戻って「彩」に行ってみる。先日、泊まった魚判の倍くらいの広さかな。
夕食は18時にしてもらった。ビールは中瓶で黒ラベルを2本頼んだ。先日、電話で鮎の塩焼きを頼んでいる。さらにお酒を頼む。最近はお燗派なので丹沢山純米酒秀峰というのをまた2本。
デザートまで食べきって一休みしていると、布団を敷きにきた。当然、そのまま寝てしまった。

湯河原温泉 旅館|奥湯河原温泉 旅館 加満田 (kamata-oku.com)