第55回志らく一門会

開口一番
らく八
初天神
志らら
「漫談」
こしら
「短命」

仲入り

チャレンジコーナー口上
志ら乃

らく太
寿限無
こらく
「万金丹」
スマイル★ピクセル
「浦島太郎」
志らく
「お見立て」
講評

らく八はだいぶ安定してきた。以前師匠の志らくが言っていたような客が不安になるようなことはない。これでもっと笑いが取れれば大丈夫。志ららは立川流寄席に出た話や鶴瓶志の輔との交流なんかを長々と話して落語はなし。続いたこしらが枕で早速そのことをネタにしていた。演目はこしらを初めて聞いたときとおなじ「短命」。おもしろいがこないだの「鰍沢」のようなぶっとんだとこがないのが物足りないかな、まあこれはないものねだりというものか。
仲入り後、出番のない筈の志ら乃が口上。それにしてもあのズボンの刺繍が気になる。前座チャレンジコーナー第二回はらく太とこらく。予想通り、らく太の方がずっと安定している。志らくも講評で指摘していたがこらくにあの演目は荷が重い。「こほめ」とか演ったほうが良かったのでは?いま志らく一門の前座のランキングを私的に決めるとうまいほうから、らく次→志らべ→らく八、らく太(ほぼ同タイム)、そんでこらく、という順番か。
スマイル★ピクセルはいつもどおり、こしらの多少大げさなリアクションに比べらく次のクールな対応が笑える。志らくの演目は初めて聞いたもの。小話を膨らませたような噺だ。志らくも後の講評があるのでちょっとつらいところもあるのだろうな、軽い噺だった。
さて講評は予想通り、らく太が4点でこらくは1点。まあそんなところだろうが、先輩のこらくとしてはつらいところだろう。講評の場で都々逸を演らさせらていたが案の定の出来で客席にいた野末陳平に野次を飛ばされていた。そういえば酒井莉加も来ていたようだ。こらくはここが正念場だな、だってらく次の方が百倍うまいもの。
終わったあとはさっさと帰宅。