さて読んだ本のことを書く。
「地の果ての獄 上下」山田風太郎の明治小説。買ったのはずいぶん前。風太郎の明治物らしい現在は失われてしまった日本人の良い所をテーマというか明治人の気骨を書いたのだろう。「談志が死んだ」立川流の面々が談志後のことやらいままでを座談形式で書いている。なかなかおもしろく読めた。それにしても文字助ってすごいなあ、落語そのもの。「怪盗ニックの事件簿」「怪盗ニックを盗め」の二冊は私が大好きな価値の無いものしか盗まない泥棒シリーズのアンソロジー。まあプロットとかはたいしたことないけど。
買った本。
バイトくん 大学には入ったけれど」「忍者無芸帳 眠れる森の忍者」いしいひさいち。「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」「スクールボーイ閣下 上下」「スマイリーと仲間たち」ジョン・ル・カレ
ル・カレのはずいぶん昔、学生の頃に単行本で読んだもの。前から読み直してみたかったのだが文庫本がなかなか見つからず、かといって実家の単行本を持ってかえるのもめんどうなのでなかなか機会がなかったのだが、早川のHPでみたら在庫がありそうだったので注文したらあっというまにきた。さすがブックサービス
今日は後厄払いに杉山神社に行く。初穂料を納めてお払いをしてもらう。まったくなんかいいことがあればいいのだが。それから伊勢佐木をうろうろして松坂屋で買い物をしてバスで帰ろうと思っていたが気が変わり、歩いて黄金町の肉屋に寄って帰宅。
夜は町内会の日だったので顔を出してからクリーニング店に廻ってから帰る。