鈴本演芸場 七月中席 昼の部

『元犬』 柳家おじさん
『普段の袴』 柳家右太楼
『太神楽』 翁家和樂社中
『千早振る』 柳家我太楼
『漫談』 三遊亭歌武蔵
『漫才』 大平遊平・かほり
『鈴ヶ森 』 柳家喜多八
幇間腹』 春風亭一朝
『マジック』 伊藤夢葉
『水屋の冨』 桃月庵白酒
仲入り
長谷川平蔵市中見廻り日記』 柳家紫文
『生徒の作文』 五明樓玉の輔
『権助提灯』 柳亭小燕枝
『ジャグリング』 ストレート松浦
崇徳院柳家甚語楼

今日はなんか初めて聴く演目が多かった。前座さんはずいぶん久しぶり、確か『白酒・甚語楼二人会』以来かな。池袋演芸場近辺で見掛けたこともあったな。開口一番にはめずらしいネタかな。続いては二つ目さん。この人も二度目か、何年か前の黒門亭の開場まえに幟を設置していたなあ。御馴染みの太神楽の後はこれまた二度目の我太楼さんは演目も同じだった。歌武蔵さんは角界同期の貴闘力との取組の思い出などを交えた漫談だった。漫才も二度目か?なんか今日は再会(?)が多いなあ。かおりさんは相変わらずスタイルが良い。お目当ての喜多八師匠は始めての演目。間抜けな泥棒ネタだが、いやあおもしろい。とりあえずこれで来た甲斐があったというものだ。一朝師匠は幇間ネタ。マジックを挟んでこれまたお目当ての師匠登場。何を演るのかなと思ったらこれまた初めて聴く噺であった。なるほどこういう噺なんだ。ちょっと毒が薄めかな。仲入り後は、柳家紫文さんが撥の代わりに団扇で三味線を弾きながら御馴染みの鬼平ネタ。後半は大岡越前だったけど。続いて白酒さんより毒多めの玉の輔さん。なんだかんだとこの人もけっこう観ているなあ。そして初めてのベテランの師匠登場。このネタも生で聴くのは初めてかな。これまたお初のジャグリング。最近寄席というと太神楽なのでちょっと新鮮。そういえば元町とかで大道芸って相変わらず演っているのかな?トリは久しぶりに聴くネタだ。去年だったか、上方の米二師匠で聴いて以来かな。
なかなかいい顔ぶれでしかもあんまり混んでいないのが良かった。外に出ると午前中に比べて多少は気温も落ち着いたなか、さっさと帰宅。