第59回志らく一門会

志ら乃
「天災」

大喜利
司会:志らら
こしら、志ら乃、らく八

仲入り

チャレンジコーナー
らく次
「ろくろっ首」
こらく
「壷算」

こしら
「岸流島」
志らく
「藪入り」

講評
らく次:7点
こらく:3点

志ら乃はいつか下丸子で聞いたような爆笑は無かったが、それなりに堪能。
大喜利は、後で志らくがいったように、考えるべきだろう、一応プロなんだから。
チャレンジコーナーは、一番うまい奴と下手な奴なので注目。らく次はその辺を考えたのか地味で笑いが少ない演目、そつなく聞かせるがやはり「湯屋番」などに比べて地味だよなあ。こらくは相変わらず、もう少し基本的な演目をやればいいのに、やはり笑いが欲しいのだろうが、その辺は悪循環なんだろう。「子ほめ」とか「道灌」とか基本的な噺をするべきだろう。昇太や志の輔だったら思い切り爆笑する演目が笑えないのは客にとってもつらい。こしらは思いもよらないところにくすぐりをいれるこしらスタイル。しかしこの噺の下げはいまひとつだよなあ。志らくは先代金馬の代表作、私は円楽のを覚えている。黒門亭で〆治のを聞いたなあ。下げは変えてあった。しかし枕で説明をしていたのだから旧来のままでも良かったのでは。
講評は徐々に辛辣になっていくような気がする、まあこらくは正念場だよなあ。キウイのようになっちゃいけないよ、なんとか芽が出るようがんばってもらいたい。

終わってから駅前の焼き鳥屋でビール飲みながら落語の話をしてから散会、ごちそうさまでした。