歌舞伎町へ

さて月末恒例、都内うろうろだが今日はOさんよりお誘いがかかったので最終目的地は歌舞伎町である。
その前にとりあえず上野周辺へ向かう。そこで時間をつぶしてから山手線に乗って新宿へ。流石に眠気が襲ってきたので車内でちょっとだけ眠った。新宿へ着くと今にも降りそうな空模様だ。
Oさんとアルタ裏で合流する頃には雨が降り始めた。そこですぐそばにある居酒屋に入る。でもそこはよくある大しておいしくもなく安くもないという店だったので早めに出て2軒目を探す。今度入ったところは値段は高めだが刺身のうまい店だった。その後いつもお願いする人にコーディネートしてもらってキャバクラに行く。スタートが早かったのでこの手の店は開店前のところが多いようだ。そこで90分ほど過ごした時点で10時過ぎ。まあちょっと早いが帰ることにした。新宿ラインがまだあったのでそれに乗って帰宅。

彼岸過迄

やっとのことで『定本 漱石全集〈第7巻〉彼岸過迄』読了。
これは所謂、連作短編集という体裁を持っているが、月報にもある通り、主人公と思われていた人物が後半ではほとんど脇役に廻ったり、ある人物の独白が延々と続いたりと座りが悪い作品である。世の中に普通に生きていくのに違和感を抱いていることが主題だと思われるが、それにしても出てくる人々の大半が高等遊民というのが平成の現代に生きている人間としては、今ひとつ解せないというかうらやましい。
その他、買っているのは下記の通り。
『アメリカ銃の謎』 エラリー・クイーン、『Rainbow』 山本彩、『Nick The Knife』、『ショウマンの悲劇』 Nick Lowe、『ステキな奥さん あはっ2』 伊藤理佐
クイーンは創元推理文庫から出ている新訳版である。山本彩を買ったのは自分でもよくわからない。

Rainbow(初回限定盤 DVD付)

Rainbow(初回限定盤 DVD付)

 
Nick the Knife

Nick the Knife

 
ショウマンの悲劇

ショウマンの悲劇

 
ステキな奥さん あはっ 2

ステキな奥さん あはっ 2

 

 

第五回 らくご・古金亭ふたたび

すでに半分は過ぎてしまったが今年初めて、落語を聴きに出かけた。何日か前に何かで見かけた「古金亭ふたたび」という落語会だ。十代目金原亭馬生一門の面々が、五代目志ん生と十代目馬生の演目を取り上げる会とのこと。今回が5回目。メールで予約すると振込みで料金を支払い、その順番で当日入場という手順らしい。
先に料金を払っているので流石に出不精な私も暑い中出かけることにした。横浜から横須賀線新日本橋で降りる。飯でも食おうかと神田駅界隈をうろうろするが日曜日なので開いている店は少ない。江戸ッ子寿司でも入ろうかと思ったがなかなか決心が付かない。結局のところ何年か前に入ったと思われる家系ラーメンの「春樹」という店でネギラーメンを食べた。神田まで出てきて家系もどうかと思うのだがまあいつものことだ。後から調べたらどうもチェーン店のようで都内で手広く営業しているようだ。その後そばにあるドトールで時間を潰す。
12時20分より整理券配布ということなので10分前ぐらいに会場のお江戸日本橋亭に向かう。トリネタが『鰻の幇間』で雲助師なので予想はしていたがいっぱいのお客であった。ということで演目。

第五回 らくご・古金亭ふたたび
於・お江戸日本橋亭
『子ほめ』金原亭小駒
『安兵衛狐』桃月庵白酒
『そば清』金原亭馬生
仲入り
『青菜』金原亭駒三
『鰻の幇間五街道雲助

開口一番は当代馬生門下の前座さん。小駒という名前はいろいろな人が名乗っているので今日の人で何代目なんだろう等と思いながらこういう会の初っぱなにはよく聴く演目。この噺も演る人で細部がいろいろ違うのでおもしろい。次は少し痩せたか白酒師。相変わらず毒の混じった枕から初めて聴く噺。最初は上方の『天神山』みたいだなと思って、後で調べてみたらその通りであった。当代の馬生さんは初めてである。この演目も生で聴くのは初めてかな?ビデオで観るばかりであるが先代の「どうも」のフレーズが耳に残る。仲入り後も十代目一門の方。この師匠も初めてだ。夏の落語といえばこれだ。トリも真夏の噺、雲助師匠の高座に触れるのはどれくらいぶりだろう。
やはり生の落語は楽しい。会場の入りがもう少し少ないとゆったりしていていいんだけどな。

無印良品

相変わらず、出不精である。少しはリハビリをしないといけない。とはいいながら昨日もどこにも行かなかった。
それではいかんと今日はどこかに行こうととりあえず、毎度のように横浜西口の無印良品でタオルとバスタオルを買い、晩のおかずの買物をしてから京急に乗って黄金町で降りて、横浜橋商店街で白菜とセロリのキムチを買って、バスで帰宅。
それにしても暑い。それでもなんとか出不精を振り捨て、また出かける。横浜から東横線に乗って渋谷で半蔵門線に乗り換え神保町で降りる。それにしても渋谷駅はますますわからない。
新世界菜館でカレーでも食べようかと思ったがそこは通り過ぎて駿河台下に出る。カレーで有名になってしまった。エチオピアの前は何人かが並んでいる。小川町方面に歩く。昔からあるスポーツ用品店も何軒かある。神田駅を通り過ぎて結局のところ新日本橋から横須賀線で帰ってきてしまった。

日曜の深夜あるいは月曜の早朝

『定本漱石全集 第六巻』読了。
この巻には、所謂『三四郎』三部作の『それから』と『門』が納められている。『三四郎』同様、初読は高校ぐらいだろうか?それにしても淡々としたストーリーだ。『それから』は当時としては思い切り反逆的な話なんだろう。『門』はもう少しドラマティックな結末になるかと思ったらあっさりと終わってしまう。

それから 門 (定本 漱石全集 第6巻)

それから 門 (定本 漱石全集 第6巻)

 

 

またヨドバシ.comで

今回買ったのは毎度の『定本 漱石全集〈第7巻〉彼岸過迄』。

彼岸過迄 (定本 漱石全集 第7巻)

彼岸過迄 (定本 漱石全集 第7巻)

 

 

空腹を抱えて

さて月末の都内ぶらぶらである。
前日は実に久しぶりに有給休暇を取ったので、今日は朝から自由に動ける。とはいっても大してことはしていない。
東海道線に乗って東京駅で下車。八重洲地下街にある梅もとでもこもこの春菊天そばを手繰ろうと思ったのである。だが久々に訪れた地下街は工事中なのかまったくよくわからない。彷徨ったあげく諦めて地上に出て日本橋駅から銀座線に乗って稲荷町で降りる。出たところに立喰いそば店があったのでそこで野菜かき揚げ天そばを食べた。そこから清洲橋通りを歩いて鶯谷へ向かう。まだ早い時間にもかかわらず若い男女が多数、東京キネマ倶楽部の前で並んでいる。相変わらずこの界隈は怪しい。
そこから浅草方面を目指してみる。なにで有名になったのかしらないがコーヒー店のデンの前に人が並んでいる。最近はどこでも並んでいるがなにが楽しいのだろう。根岸界隈から竜泉と抜けると眼前に鷲神社が見えてきた。そこから雷門方面へ行く。土曜日なので人手が多い。浅草寺界隈には近づかず、江戸通りを蔵前方面へ行く。駒形どぜうで飯でもと思ったが予想通り店前は人が多いので素通り。空きっ腹を抱えて浅草橋から馬喰町を抜け神田まで来てしまった。ここでも江戸ッ子寿司でも入ろうかと思ったが時間も半端なので新日本橋から横須賀線のグリーンで帰ってしまった。