雀三郎ひとり会

昨日からか、天候不順で雨が降ったり止んだりという空模様だ。今日は先日かわら版で見つけた落語会を予約したので行ってきた。
去年も行った桂雀三郎さんの独演会である。最近土曜日の朝は早番ということで定時過ぎくらいに会社を離脱できる。今朝も6時半ぐらいに仕事を上がったがさていくら何でもちょっと早い。常用の薬が切れそうなのでいつものひまわりクリニックに出かける。たまに日曜に行くときに8時ぐらいでも開いていたことを思い出してそのまま直行する。8時ちょっと前に行ってみるとさすがにまだやっていない。周辺をうろうろしたりセブンでコーヒーを飲んだりして時間を潰す。8時を廻ったところで開いていたので入ったが、院長が8時20分ぐらいからだと声をかけてくれた。早く来たこちらが悪いのでそれは仕方がない。とりあえず9時前までに終わったので、今度は黄金町から横浜駅まで行く。銀行に寄るのだ。いつもならさらに時間を過ごして食料品を買ったりするのだが、今回はそのままとんぼ返りをして井土ヶ谷のマルエツに寄ってから帰ってきた。
食事をしてひと眠りをしてから会場であるお江戸日本橋亭に向かう。横浜駅から横須賀線に乗って新日本橋駅で降りるのだがボォっとしていたら馬喰町だった。一駅戻って日本橋界隈を歩く。コレド辺りは結構な人である。何が面白いのかは相変わらずよくわからない。
会場に行くとそんなに人はいない。7割ぐらいの入りであろうかというところで演目。

雀三郎ひとり会

『新聞記事』瀧川あまぐ鯉
天王寺詣り』桂雀三郎
『想い出トーク』雀三郎・小燕枝
仲入り
『長短』柳亭小燕枝
『質屋蔵』桂雀三郎

去年のときのゲストは立川左談次師匠だった。考えてみたらあれが私が観たさだやん師匠の最後の高座だった。今回は小燕枝師匠。若い頃に勉強会をした仲間を順々に呼んでいるようだ。

開口一番前座は多分、鯉朝さんのお弟子さん。開口一番にしては珍しい演目だろう。続いては雀三郎さん登場。ネタは六代目松鶴師匠の得意演目だそうだ。犬の供養のために天王寺を訪れた男二人がうろうろしてるだけという噺。くだらないがおもしろい。その後は小燕枝師匠と二人で昔話。仲入り後は小燕枝師匠が、気が短かった自らの師匠五代目小さんと気の長かった先々代の三木助さんが大変仲が良かったという枕から演目へ。トリネタは米朝師匠でお馴染みの噺。生で観るのは初めてかな。米二さんが書いていたあかのことも入っていた。
帰りはどうしようかなと思いながらもいつものように新日本橋から直行で帰宅。
さて、先週買った『聯愁殺』はすでに読み終わっている。ほんとうにこの人の作品にはいつも驚かされる。
さてその他に買っているのは下記の通り。
『世界推理短編傑作集〈2〉』、『Travels』 Pat Metheny Group
パット・メセニーのはタワー・レコード限定のSA-CDハイブリッド盤。

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