『続・酔っぱらい読本』 吉行淳之介
続・酔っぱらい読本 (講談社文芸文庫)
それからベッカーズで珈琲を買って、ホームに戻る。やっと発車の時間が来て地元の住民と観光客が多分、3部7部くらいの割合か。車内でラジコを開いてみるとすでに首都圏のラジオは入らず、静岡県内の放送局に限定されるようだ。電車に揺られてやっと伊豆高原駅到着。ここは車両基地も兼ねているようで、他の駅に比べて駅舎が豪華というかきれいだ。観光地へのターミナルでもあるようで、観光客も駅周辺に多くいる。
さてご両親と久方ぶりのご対面。まあそんなに劇的に年くっているわけでもないので、親不孝の身としてはちょっと安堵する。
一応、終の棲家であるところに行ってみる。なんか想像していたものより、ずっと質素というか普通にある集合住宅のようだ。
そこから、再び伊豆急に乗って伊豆稲取温泉の「いなとり荘」に向かう。首都圏と違い日中の本数は少ないので駅の待合室で時間を潰す。やっときた電車に乗って稲取の駅で待っていた旅館の送迎ワゴンに乗って現地到着。目の前は海、春休みのせいかお客はけっこう多い。部屋に入ってから、とりあえず7階にある大浴場へ。ここも当然、オーシャン・ビューで伊豆七島が良く見える。雨もほぼ上がり晴れてきたようだ。
夕食までのあいだ一眠りしようかとも思ったが眠れそうもないので、旅館内をうろうろして本を読んだりしたり、先ほどとは違う浴場に入ったりしていた。
夕食後はあっさり就眠、とはいっても夜中0時30分過ぎには起きてしまった。夜明けまで寝床でiphoneでネットを見たり、うとうとしたりして5時30分に浴場に行き、髭を剃りやっとこさ朝食。バイキング形式で瓶ビールを一本飲む。やはり温泉は朝ビールである。
朝食後は、私だけ先に10時半ばのスーパービュー踊り子号に乗って帰宅の徒に着いた。昨日とは打って変わって上天気で暑いくらいだ。
家に帰るとこのあいだディスクユニオンに注文していたビートルズのCD-BOXを収納するアクリルケースが届いた。交通費を含め、けっこう散在をしたな。それにしてもこんな小旅行も草臥れるものだ。
BEATLES  ビートルズ BOX専用アクリルケース(ステレオ盤用)