『黒い山』レックス・スタウト
ネロ・ウルフ物としては異色作なんだろう。なんせほとんど動かないあの探偵が海外まで行くのだから。とはいえ、あの人はニューヨークの褐色砂岩の事務所に居座っていたほうがお似合いだ。
実家を後にしてから台東区を走っているめぐりんというバスにのってうろうろする。寒さのせいか、ほとんどトイレを求めて彷徨っていたような気がする。夕方からは、久しぶりの広小路亭で立川流広小路亭夜席だ。