第34回神奈川華高座 立川生志独演会

立川志の八
『牛ほめ』
立川生志
『夏泥』
船徳
仲入り
『紺屋高尾』

まず前座として志の輔の弟子の志の八、初めて聴くが卒がない。前座もずいぶん長いのではなかったか。近日中に二つ目かな。そして今年やっと真打昇進を果たした笑志改め生志登場。思ったよりデブだ。枕で長いこと、星野批判を語ってから、『夏泥』。たぶんビデオかなんかで聴いたことがある演目だが、本人曰く、下げも変えているそうだ。立川流の真打なので、安心して聴ける。
その後、そのまま『船徳』へ。おなじみの演目だが、生で聴くのは初めてかなあ?
仲入り後、夏の噺が2席続いたので、またかなあと思っていたら、『紺屋高尾』であった。自覚はしていたのだが、久蔵が高尾に正体を明かすところで、ジーンと来てちょいと目頭が熱くなる。老化現象なんだろうなあ。恥ずかしくもなんかまともな人間になったようななんともいえない気分。
やっぱり落語はうまい人の噺を聴くのがなによりだ。これで1,500円なら何もいうことはない。
戸部まで歩いて京急で帰宅。家に帰ってから、すぐに雷が鳴り出した。