第21回 志遊の会 

開口一番
立川らく太
「強情灸」

立川志遊
お詫び&踊り
「奴さん」

立川龍志
「五人廻し」

仲入り

志遊
「芝浜」

受付はブラ汁。プログラムを見ると志遊は一席のみで龍志が客演。ありゃこれはどうしたことかと思いながらも始まった。開口一番は志らく門下のらく太。あいかわらず卒なく聞かせる。プログラムだとその後龍志なのだが、志遊が出てきた。喉の調子が悪く、2席出来ないので龍志師匠に助演を頼んだとのこと。知らなかったのでアンケートに龍志師匠と飲みたいんでこういう顔ぶれにしたんでしょうとか書いてしまった。身体は動くということで「奴さん」を踊ったところで、龍志登場。廓話を聞かせてくれた。志らく一門ではほとんど聞けないので堪能させていただきました。
仲入り後、志遊登場、「芝浜」を熱演したが、個人的にあんまりこの噺が好きではないので、「掛取り」とか「夢金」とか演ってくれたほうが良かったかなあ。まあこの季節では仕方がないか。
それにしても『志遊の会』はちと年齢層が高い。志遊さんが本寸法の芸なので、こしらみたいに若者受けはむずかしいかもしれないが、もう少し若い奴が来ても良いのになあ、なんせうまいし、安心して聞いていられるんだし。
その後はあっさり帰宅。この期に及んで台風が近づいているらしく、雨模様である。途中、Kにメールを送ったら、なんと京都一人旅とのことであった。