昨日「黒い白鳥」再読完了。[rakuten:book:11047738:image:small]
鮎川哲也といえば、ガチガチの本格派に取っては神様みたいなものだ。この間、急に読みたくなって再び手に取った。
ほとんど覚えておらず、両大師橋の件が記憶にあったぐらい。普通は読み進むうちに思い出すのだが、そんなこともなく最後まで読めた。この作者の物足らない所は、動機とか所謂、人としての深い部分なのだが、そんなものはそういう小説を読めばいいので、無い物ねだりというものだろう。でも読み終わるとその辺が物足りないのだが…。