散財

また魔が指して散財をしてしまった。まあ散財はこれからだけど。前からなんとなく欲しかったシチズンの電波腕時計を買ってしまった。
昨年出た限定色で、定価からほぼ半額にはなっているのだがそれなりに高級だ。いままで時計なんか無くて構わない生活をしているくせに、欲しくなったら仕方がない。
ヨドバシ.comで調べたら上野と秋葉原にしかないので、暇つぶしを兼ねて出かける。今日はボケていて横浜駅では東海道線の上りと下りのホームを間違え、乗り換えの京浜東北線で横浜方面に乗り間違え、大森駅の手前で気が付いた。
やっと辿り着いた秋葉のヨドバシで腕時計を購入。ポイントと分割である。型番は「CC3015-57A」。

https://www.yodobashi.com/product/100000001003613160/


そこから神田まで歩いてドトール日本橋本石町店でモーニングを食べて買ったばかりの時計をちょっといじる。それから新日本橋駅から横須賀線に乗って横浜、西口で食料品を調達して帰ってきた。
『酒談義』読了。

麹町、大手町、御徒町そして新宿へ

先週頼んだメガネを受け取るため出かける。
まず予てからの懸案であるアジャンタに行ってカレーを食べるべく麹町を目指す。有楽町駅で有楽町線に乗り換えて麹町駅で降りる。地上に出ると目の前にアジャンタがあった。店内に入ると1階はレジと厨房で2階がレストラン。店員に促されて上がってみると予想よりけっこう狭く、ランチタイムということで混んでいる。マトンカレーとライスのワンカレーランチを頼む。ちょっとしたサラダが付くようだ。付け合わせは玉ねぎの漬物風のものとチャツネみたいな甘い奴だ。カレーはおいしいがかなり辛いし。しかし期待が高すぎたのかそれほど感動はしなかった。

www.ajanta.com


そこから半蔵門駅に向かう。この界隈でも人出が多い。この辺って土日に来て何があるのだろう?半蔵門線大手町駅で下車。富士メガネ東京大手町ビル店に向かう。途中久しぶりに地下の飲食街を歩いてみると昔からの店が何店か残っていたのでちょっと驚く。先日検査をしてくれたH副店長は接客中ということで女性の店員さんに新しいメガネを調整してもらって、そのまま新しいメガネを掛けて今度は御徒町を目指して歩く。
小川町から聖橋を通り湯島の聖堂のところに着くとここもまた人で一杯だ。桜がまだ咲いているせいもあるだろうがまったくうんざりする。考えてみれば今年に入って所謂初詣ということをしていなかったので神田明神に行ってみるがここも並んでいる。罰当たりなのだろうが並ぶ気にはならないのでちょっと遠くから頭を下げて裏門へと抜ける。どうも裏側でもなにかやっているらしく若者が酒らしきものを飲んでいた。末広町からJRのガード下にある2k540という何年か前にできたちょっとしたお店が集まった小洒落たところに辿り着いた。ここにあるmicという革製品のショップで名刺入れを購入した。ここも人気なのか人出が多い。そこから御徒町にあるコーヒー店ラパンで一休み。サービスコーヒーがブラジルだったのでそれを注文。ここもほぼ満席であった。

www.mic1978.com

cafe-lapin.shop-pro.jp


ラパンを出てから人混みのなか上野駅に向かう。山手線に乗って新宿を目指す。今日はOさんとの飲み会だ。毎度のことだがここも大勢の人・人・人。伊勢丹をぶらぶらしながら待ち合わせ場所のアルタ裏に着いたらOさんはすでに待っていた。なんでも今日はもつ鍋ということで予約しているとのこと。まだちょっと時間があるので現在の彼の事務所まで歩く。途中ビールと缶チューハイを買って事務所に寄って時間をつぶす。そこから金太郎というお店に行く。相場よりずいぶん安いの人気なのだそうだ。そしたらその店にOさんのバンド仲間が飲んでいて、最終的には合流して飲むことになった。Nさんという私より二つ上の男性とその彼女のAちゃんだったかな。そこで8時半ぐらいまで飲んで、溝の口に住んでいるという二人と別れて、新宿区役所の傍からいつもの沼倉君に電話してキャバクラを紹介してもらう。そこで10時過ぎまで飲んで解散。湘南新宿ラインに乗って、地元の千家でネギラーメンとミニカレーを食べて帰ってきた。

メガネを新調

正月に2週間連続で働いた、というか働かされた報酬がやっと給料に反映された。とはいってもその計算方法がいまひとつ腑に落ちないのだが。
今週も忙しかった。9時前に帰れたのは今日ぐらいだ。仕事を終えいったん家に帰り再び出かける。横浜駅東海道線に乗り換えるがまあ満員。10両編成のせいなのか、それにしてもこの時間に、ちょっと腑に落ちない。相変わらず上野・鶯谷界隈をうろうろする。たまには香味屋でおいしいものでも食べようかなと思って、根岸入谷あたりの細い路地を抜け、いつのまにやら桜もほぼ満開に近いなか店の前まで通ったのだけれど、予想通り通り過ぎてしまった。そこから入谷駅に出て日比谷線に乗って茅場町東西線に乗り換え大手町駅で降りた。最近度が合わなくなった眼鏡を診てもらおうと思ったのだ。彼是30年以上はお世話になっている富士メガネさんである。久しぶりに降りた大手町駅は昔に比べて迷路度を増し、どこがどこやらさっぱりわからない。途中で三井住友銀行のATMを発見したのでそこで地上に出た。この方が方向感覚がはっきりする。たどり着いた大手町ビルは昔と大して変わっていないが土曜日とあって閑散としている。紀伊國屋書店さえ営業していない。
前に眼鏡を新調したときは横浜の上永谷店だったのだが、あそこはメガネ屋以外何の用もないので、なかなか足が向かないのだ。市営地下鉄の高い料金も気に入らない。出不精の私でもたまに都内に出ることがあるので大手町にあるこの店はある意味便がいいともいえる。これで日曜日に営業していればさらにいいが。
眼鏡を作る際に繰り返される、いろいろな検査を経ると左目の視力が2段階ほど落ちているそうだ。結局のところ新しく作ることになった。出来上がりは来週土曜日、4万円弱の出費である。最近は格安の眼鏡店も増えているがここの細かい検査と購入したメガネと目の位置の確認等の丁寧な仕事ぶりにはいつも感心させられる。もう何年も前になるが免許更新のため間に合わせで上野駅アトレにあるジンズで作ったときにはそのあまりに簡略化された作業に驚いたものだ。
眠気が襲ってきてはいるのだが、まだ大したものも口に入れていない。神田橋から鎌倉河岸、神田とどこかに入ろうかと歩いてはみるがどこもいまひとつだ。まあこういう場合はそのまま帰ることになるのはわかっているのだが、なかなか人というものは諦めが悪い。大伝馬町の方から兜町八重洲口をぐるっと回る。土曜日ということなのか年度末だからなのか、団体客が多いようだ。また昭和通りに戻って宝町から浅草線に乗って横浜に戻る。井土ヶ谷駅を降りてもまだ未練がましく店を覗いてみるが、マルエツで食料品を買って帰ってきてしまった。『ブラタモリ』の宮崎編に間に合った。
買っているのは、『怪盗ニック全仕事5』 E・Dホック、『定本 漱石全集〈別巻〉漱石言行録』
とはいってもヨドバシから届いたまま、封も開けていない。

漱石言行録 (定本 漱石全集 別巻)

漱石言行録 (定本 漱石全集 別巻)

 


読み終わっているのは『汽車旅放浪記』。
関川夏央の書いたものというのは結構目にしている筈である。このひとの視点というかものの視方に少なからず共感というか感心するのだ。自身の少年時代の回想と現在、それと各々の作家とその作品を絡めていく。それにしても現在の日本はどんどん味気ないものになっていく。

立川左談次逝去

さだやん師匠が逝ってしまった。前からがんの治療をしていたことを公表していたし、高座でもネタにしてしゃぺっていた。飄々とした実に噺家らしい噺家さんであった。昨年、雀三郎師匠の会での『短命』が生で観た最後か。
喜多八師匠が逝って三年、また一人好きな演者がいなくなってしまった。

出かけない

この休みもいつもと同じでどこにも行かなかった。休みに入る前はどこそこへ行こうかとか考えているのだが、いざその時になると食料品を購って家に籠るということになる。
今朝も横浜駅まで出かけた。とりあえず週刊碁をキオスクで買おうと思っていたらいつものキオスクが閉店している。西口は終わらない工事が継続中で他の店舗も見つからない。しかたがないのでベローチェで時間をつぶす。ヨドバシが開店したころを見計らってさらに時間をやり過ごし久しぶりに有隣堂書店に入る。中公文庫のフェアみたいなのをやっていてそこに以前から買おうかなと思っていた吉田健一のエッセイが何冊かあったのでとりあえず2冊手に取って、さらに文庫売り場を巡る。本当は片岡義男のエッセイの新刊でも買おうかなと思っていたのだが単行本なので辞めにした。本当に買おうかどうか迷いながら正規の中公文庫コーナーに行ってみると関川夏央の本があったので、吉田健一と合わせて買ってしまった。
『舌鼓ところどころ/私の食物誌』 『酒談義』 吉田健一、『汽車旅放浪記関川夏央

舌鼓ところどころ/私の食物誌 (中公文庫)
 
酒談義 (中公文庫 よ)

酒談義 (中公文庫 よ)

 
汽車旅放浪記 (中公文庫)

汽車旅放浪記 (中公文庫)

 

 


『平賀源内捕物帳』読了。解説でも指摘している通り、最後の2作に突然、伝兵衛の姪が出てくるのがちょっと解せない。まあ十蘭さんのことだから、源内に探偵をさせるのに飽きたのかなあ。後、正義の人とはとても思えない平賀源内がお国のために密貿易者を率先して懲らしめるようなことをするのもなんか妙な気がする。

やっと読了

昨年から読んでは中断を繰り返していたハイスミスの『見知らぬ乗客』をやっと読み終えた。
もっと前に買っていて途中で放り出している短編集もそうなのだが、ハイスミスはなんとなく重いのである。今作はヒッチコックの映画でも著名な交換殺人の話なのだが、本質はそこではなくて人の弱さとかそういうものが本来のテーマなのだろう。だから登場人物の何人かろくでもない嫌な奴なので読むのがつらいのである。

 

モノクローム・セット

たぶん高校か大学生だったころ、聴いていたミュージシャンがまだ現役でやっている。ポール・マッカートニーは無論だし、ニック・ロウもまた来日するそうだ。どことなくエキゾチックなサウンドが好きだったモノクローム・セットも何年か前に再結成して新譜を出したらしい。その新譜発売に合わせたのだろうが、初期のアルバムとシングル集を集めたボックスセットが出たので、買ってしまった。
『1979-1985: COMPLETE RECORDINGS』 The Monocrome Set
買ってしまってから気が付いたが、実際リアルタイムで聴いていたのは2枚ぐらいかな。

https://www.yodobashi.com/product/100000009002925067/

 

1979-1985: COMPLETE RECORDINGS

1979-1985: COMPLETE RECORDINGS