漾虚集

『定本 漱石全集第二巻』に収められている所謂「漾虚集」読了。
イギリスのアーサー王関連の民話というか神話を翻案したものと旅行記のようなもの、そして小説と並んでいる。なかなか読みづらい。「趣味の遺伝」なんかはおもしろかった。この巻はあと「坊っちゃん」が入っているのだが、漱石という作家は今更ながらなかなか奥深い。

倫敦塔ほか・坊っちやん (定本 漱石全集 第2巻)
 

 

数値が悪い

昨年会社で受けた健康診断の結果が悪かった。それで年末にいつものひまわりクリニックに行ったときに相談。27日に再訪した時に聴いてみるととある数値が悪いので検査しましょうと血を採られる。その結果が今日出るというので、二日酔いのモヤッとした状態で今年三度目の医者通いだ。結果を伺うと数値が悪かったところがそれ以上に悪くなっているという。のでまたまた血を採られる。下手をすると膵炎だそうで、これは当分、お酒が飲めない可能性大だなあ。その結果は4日の日曜日に出るとのこと。
買っている本とかCDは『定本 漱石全集第二巻』と『Dire Straits』のSHM紙ジャケ版、何年か前に限定で出ていたものだがヨドバシにあったので購入。普通のプラケースのがうちのどこかにある筈ではあるが。

倫敦塔ほか・坊っちやん (定本 漱石全集 第2巻)
 
Dire Straits

Dire Straits

 

 

歌舞伎町へ

久しぶりにOさんと飲み会。いつものように新宿アルタ裏で待ち合わせ。それにしても変わった人が相変わらず多い。
いつもの焼き鳥屋に行くのかと思ったら、歌舞伎町の串揚げ屋だった。瓶ビールが大瓶だったのでちょっと嬉しくなって、キリンラガーを頼んでしまった。二軒目に例の焼き鳥屋の本店に入ったのだが、あんまり記憶がない。で最後は定番の風林会館。10時過ぎたところで離脱する。眠かったしけっこう酔っていたので帰りの新宿ラインでは我慢して立っていた。千家でネギラーメンとミニカレーを食べて帰宅。

もう2017年も9日に

相変わらず、年末年始と働いていたので、正月気分も何もなくいつのまにやら松が取れ、七草粥も過ぎ、コンビニでは恵方巻きのポスターが目に付く始末だ。
ネット通販でいろいろなものを買う習慣が止まらない。危険なのでカード決済はなるべく避け、コンビニ払い等で処理はしているが、先日も限定版のCDを購入してしまった。

『On Tour with Eric Clapton DX edition』 Delaney & Bonnie &
Friends

その他、昨年買った『定本 漱石全集第一巻』と『狂乱廿四孝/双蝶闇草子』を読み終えている。

吾輩は猫である (定本 漱石全集 第1巻)

吾輩は猫である (定本 漱石全集 第1巻)

 

 

相変わらず

外に出ると寒い。別に何の用事もないのだがとりあえず電車に乗って、横浜駅で降りる。
キオスクで週刊碁を買って、めずらしくポルタ方面に向かうが結局いつものようにモアーズの側にあるプロントで時間つぶし。有隣堂が開いたところで棚を覗くと岩波から『夏目漱石全集』が出ている。今月から配本のようだ。暫し佇んで逡巡するが今回は見送って、食料品を調達して帰宅。
どうしようかな、漱石。谷崎も全然読んでいないし。

予約してあったCDが先日届いた。

『火の玉ボーイ 40周年記念デラックス・エディション』 鈴木慶一ムーンライダーズ、『MOON RIDERS in CROWN YEARS 40th ANNIVERSARY BOX』

 

 

 

 

すっかり冬

給料も出たということで出かける。
まず、京急で品川まで出る。そこから第一京浜を歩いて三田。田町から山手線に乗って上野駅。構内のスーパー紀ノ国屋でオリジナルのジップロックを買う。バッグの中に溜まった紙きれの類を片付けようと思いついたのだ。駅を出て台東区役所のそばにあるドトールに入ってその作業を続ける。
それから上野周辺を歩いて、結局のところ御徒町の吉池で食料品と酒を買って東海道線グリーン車で帰ってきた。
『棺のない死体』は先週読了。
なぜかジャパンの『錻力の太鼓』を買っている。

 

棺のない死体 (創元推理文庫)

棺のない死体 (創元推理文庫)

 

 

 

錻力の太鼓(紙ジャケット仕様)

錻力の太鼓(紙ジャケット仕様)

 

 

第14回 左龍・甚語楼二人会

通常この二人会の冒頭は左龍・甚語楼の両師が対談というか挨拶をするのだが、左龍さんが仕事の関係でまだ浅草にいるということで主催者である演芸評論家・瀧口雅仁氏が甚語楼さんと登場。甚語楼さんのいうようにいささか噛み合わないトークを展開した。そのあと本当の開口一番の前座さん。多分初めての百栄さんのお弟子さんであった。続いての甚語楼さんの演目はずいぶん前に四人廻しの会で三三さんが演っていた噺。遅れてきた左龍さんは亡くなった喜多八師匠のお得意だった噺。私も鈴本だったか喜多八さんで聴いたことがある間抜けな泥棒の噺だ。左龍さんというのは表情の変化が非常に楽しい。泥棒の親方と子分の対比が笑える。
仲入り後は再び左龍さんで相撲ネタ。これも高座で何回か聴いた覚えがある。トリネタは以前、志ん朝師匠のをビデオで何度も視ているが生では初めてかな。冬の噺である。
終演後、どこかに寄ろうかとも思ったが、散財が続いているので新日本橋駅からまっすぐ家路に着いた。