寒川神社

諸般の事情により、仕事が終わり帰宅して、身支度を整えてから家を出る。特に予定はないが、午後までは帰れない事情がある。とりあえず横浜駅まで出て、銀行を二軒廻る。
そこからJRの改札を通り、コーヒーを買ってホームに到着していた下りの東海道線に乗った。ノープランで乗ったのでどこで降りるかを考えながら車窓を眺める。雨模様だ。茅ヶ崎で降りて相模線に乗り換えることにした。寒川神社に行こう。
相模線というのは関東のローカル線として著名なのかな?電化もそんなに昔の話ではない。ドアが自動ではなくボタンを押して開け閉めをしなければならないのでちょっと戸惑う。本数はそんなにない。午前中の早い時間は橋本方面は少なく、茅ヶ崎方面は多いみたいだ。それに各駅での停車時間が長い。寒川駅を過ぎると大きな鳥居が見えた。次の宮山駅で降りる。無人の小さな駅だ。そこから10分も歩かないうちに寒川神社の何番目かの鳥居が視えた。
少し曲がった参道を辿って手水を使って本殿で参拝を済ませた。相模の国一之宮ということで立派なお社だがそんなに広大というほどでもない。参拝だけで特に散策をすることもなく神社を後にする。宮山駅には戻らず参道に沿って寒川駅を目指す。
傘をさすべきか悩むような弱い雨は相変わらず続いている。寒川駅について再び相模線に乗る。茅ヶ崎方面の電車に乗って北茅ヶ崎駅で降りる。ここら辺りは以前仕事で通っていたところだ。
歩いて茅ヶ崎駅に辿り着いた。ラスカ茅ヶ崎という駅ビルのなかの本屋を覘いたりしながら今度は反対側の南口に降りてみる。長谷川書店というのがあったので何か買うことにする。この手の書店も失われていく風景のひとつなのだろう。
『新宿の迷宮を歩く』 橋口敏男

新宿の迷宮を歩く: 300年の歴史探検 (平凡社新書)

新宿の迷宮を歩く: 300年の歴史探検 (平凡社新書)

 

 
平凡社から5月に出た新書である。以前他の書店で見かけて気になっていたのだ。新宿は嫌いなのだが、あの妙なエネルギーは不思議だ。
そこから桜道という道路に沿って辻堂を目指す。それにしても何にも食べていないので空腹だ。しかも眠気も襲ってきた。なんのために歩くのか、というか別に歩く必要はなにのだが、なぜか歩いている。
そんなにかからずに辻堂駅に着いた。西口ということだが、駅前とは思えない地味な感じ。また東海道線にというか湘南上野ラインに乗って横浜に戻る。どこかでコーヒーでも飲もうかと思ったが、先日行ったカフェ・ラミルでさえ並んでいる。恐ろしいなあ、横浜駅西口。高島屋伊勢丹フード・コートで買い物をして帰ってきた。
届いているのは下記の通り。
『ピアノ&ア・マイクロフォン 1983』 プリンス

ピアノ&ア・マイクロフォン 1983

ピアノ&ア・マイクロフォン 1983