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『第十一回らくごよったり』

『狸の札』 柳家圭花
『孝行糖』 三遊亭金也
『電報違い』 三遊亭歌武蔵
仲入り
『カラオケ病院』 春風亭柳好
『笠碁』 柳家甚語楼

開口一番、前座は花禄さんのお弟子さん。多分初めてだ。狸のこの噺を聴くのもなんだか久しぶり。そういえば今日はこれと『笠碁』以外は初めて聴く噺ばかりである。今回から毎回テーマを決めるということで、第十一回は師匠の十八番ということだそうだ。
金馬一門というのはほとんど聴く機会がない。金也さんと時松さんぐらいか?なるほどこういう噺か。確かに落ちのために造られたという感じもかなりあるなあ。続いて歌武蔵さんは相変わらずおもしろい。こちらは先代の圓歌作の新作。電報というものに多少違和感があるが、それ以外は現代でも演じられていい噺であった。仲入り後はこれまた柳昇作の新作。後半はほとんど歌いまくっているというめずらしい噺。これも歌を変えていけばずっと残るのではないだろうか?トリはこれまた先代小さん師匠の得意ネタとして知られる噺。とはいっても私自身は扇好さんでしか聴いたことがない。内容はあるようなないような、落語らしいいい噺だ。
出演者もなかなかいいのだが、もうひとつインパクトがないのが集客に繋がらないのか?同様の『四人廻しの会』は行くとほぼ満員。そこは白酒・三三という人気者が連なっているからだろうけれど、こちらもそんなに劣ることもない。後は演る日にちと料金かな。まあそんなことを私が心配することもないけれど。