『第24回 四人廻しの会』

『元犬』 金原亭駒松
『蔵前駕籠』 三遊亭萬窓
『橋場の雪』 柳家三三
仲入り
『代書屋』 入船亭扇好
『死神』 桃月庵白酒

開口一番は当代馬生門下の前座さん。この噺ってなかなかむずかしい噺だなあ、と聴く度に思う。大体、設定が奇抜すぎる。さてその後は、いつものメンバー。萬窓さんは江戸時代末期が舞台の噺。高田文夫がテレビで演っているのを何度も見ている。三三さんは初めて聴く演目。演題から勝手に人情噺かと思っていたら、『夢の酒』のような噺であった。仲入り後は先週、独演会に伺った扇好さん。今年、鈴本で権太楼さんで聴いた演目。亡くなった枝雀さんのがおもしろかったなあ。トリは生で聴くのは初めてか?いや志らくさんで観たことが、いやいや今は亡き?こらくさんで聴いたことがあった。下げがいろいろあるなかで、この終り方は初めてであった。
この会はいつも一杯だが、このメンバーなら仕方がないところだろう。次の日曜日は『白酒・甚語楼二人会』にも行く予定である。12月は落語月間だなあ。