道玄坂落語会 〜白酒、初春の会〜

寿限無』 林家扇
『お見立て』 桃月庵白酒
『やかんなめ』 柳家喜多八
仲入り
『寝床』 桃月庵白酒

前座さんは木久扇師匠のところの女性のお弟子さん。やっぱり演者が少し遠い。続いて真打登場。昨年、右團治さんで聴いている廓噺。相変わらず面白い。渋谷界隈について、枕で語っていたが思わず笑ってしまった。喜多八師匠は一昨年以来。ずいぶん昔にテレビで小三治師匠が演っていたのを観たことがある。くだらないといえば実にくだらない。武士と侍者のべくないとのやり取りが楽しい。べくないというのは可内と書くようだ。
仲入り後、何を演るのかなと期待していたら、『寝床』であった。この人で聴きたかったので非常に良かった。
会場がいまひとつだったが、演目的には良かった。そういえば去年の落語初めも白酒さんだったな。最近、チケットがすぐ売り切れなので観るのは厳しいだろう。