第二十八回「左龍・甚語楼ふたり会」

先日予約した落語界に行ってきた。さてこの会ももう何回出かけただろう?
朝方、仕事が終わって家に戻って軽く飲んでとりあえず寝る。午後起きて、いつものようにうだうだしてから出かける。新日本橋駅に着いたのが4時過ぎ。晩に食べるものを物色しに三越に向かう。12日からまた非常事態宣言が施行されるようだが、けっこうな人が出ている。三越の食料品売場に入るとさらに人が多い。でもまあ休日のデパ地下なんて昔からこんなだったことを思い出した。いずもやという鰻屋真空パックの蒲焼を購入。受け取るまで時間があったのでトイレに行ったら迷ってしまった。うなぎなんか食べるのは久しぶりだがやはり高い、4,000円オーバー。タロー書房に寄り、ファミマで飲み物を買い、お金を崩すためクリエイトによってマスクを買ってからお江戸日本橋亭に向かう。

第二十八回「左龍・甚語楼ふたり会」

オープニング・トーク「あの人はとてもシャイ」 左龍・甚語楼
「手紙無筆」 古今亭菊一
「うなぎや」 柳家甚語楼
「尼寺の怪」 柳亭左龍
仲入り
天狗裁き柳亭左龍
「不動坊火焔」 柳家甚語楼

17時半開場でお客は30人くらいかな。まあいつもの方々であろう。まず左龍、甚語楼の両名が出てきて恒例のオープニング・トーク。いつものように左龍さん主導で、左龍さんが米津玄師のMVの指導をした話と名古屋場所に相撲を見に行ったことなど。前座は菊太楼さんのお弟子さん、なんかロシア人とのハーフだとか東大出とかで確かに彫の深い顔立ちである。「手紙無筆」を聴くのは随分と久しぶりかな。続いては「うなぎや」であった。さっき蒲焼を買ってきたのでちょっと「おお!」という気になる。左龍さんによるとネタ卸しとのこと。仲トリは初めて聴く演目。ネットで調べると「百物語」というものと同じ噺のようだ。仲入り後はこれまた久しぶりに聴く演目。まあ落語会にあんまり行っていないからあたりまえだが。春風亭百栄みたいな奉行には笑った。甚語楼さんは上方だと冬の噺。こちらでは季節にはあまり関係がないようだ。お湯屋で浮かれるところ
が楽しい。

帰りにマルエツで買い物をして帰宅。
さて届いているのは『The Reprise Albums (1968-1971)』 Joni Mitchell
これはリプライズでリリースした4枚のアルバムのリマスター盤。輸入盤でタワレコで購入。

 


『絶対惨酷博覧会 : 都筑道夫短篇コレクション』は読み終わっている。やっぱり都筑道夫はおもしろいなあ。読みづらいと感じる時もあるけど。