菅原伝授手習鑑

世間では新型コロナ・ウィルスの話題ばかりだ。どう考えても日本政府は無策で、これでは感染拡大も仕方がない。不要不急の外出は控えろというお達しを出しているが、そんなものは無理な話なのは誰しもが判っている筈だ。
そんななか、久しぶりに都内まで出かける。国立劇場小劇場に文楽を観に行った。
観たのは『菅原伝授手習鑑』の「車曳の段」から「桜丸切腹の段」の公演。考えてみれば文楽を生で観るのは何年振りだろう?しかもたぶん2度目だ。
横浜駅東横線に乗り換えて渋谷駅で半蔵門線に乗り継ぐ。当初は全く理解できない渋谷駅の地下を避けて行くルートを模索したのだが、けっきょくのところ無難なルートを選んでしまった。
半蔵門駅で降りて、とりあえず銀行を探す。コロナ・ウィルスの影響でマスクが手に入らないらしく、ここら辺りのドラッグストアにも長蛇の列ができている。そこから国立劇場に向かって、とりあえず予約していたチケットを取ってからまた駅近くまで戻って、コンビニで食糧を調達する。
開場の時間は10時半、それを待って国立劇場小劇場に入る。席を確認してから、コインロッカーにバッグを入れてから、プログラムを購入し、開演を待つ。

国立劇場2月文楽公演第一部
『菅原伝授手習鑑』
車曳の段
茶筅酒の段
喧嘩の段
訴訟の段
桜丸切腹の段

https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2019/22101.html

会場内はけっこうな入り。ほぼ満席だろう。大劇場と違い、2階がないのでちょっと混雑している。ハンカチを忘れたので、売店で隈取の奴を買った。
最初は歌舞伎でもよく演っている演目。荒ぶる時平が笑い叫ぶところがかなりエキセントリックというか、浄瑠璃ならではの表現だ。その後の段は佐太村にある三兄弟の実家が舞台となる。11時開演で終了は1時40分でちょっとあっさりしているかな。やはり通し公演のほうがおもしろい。この文楽の公演は2部も3部もあるのだが、当然別料金なので、全部見た日には2万円近く掛かってしまう。しかし昨今のコンサート等と比べれば大したことはないかもしれない。5月には『義経千本桜』の通しを演るみたいだ。
観た後はどうしようかなとも思ったが、お金もあまりなく、空腹でもないのであっさり来た時と同じルートで戻る。横浜駅で買い物をせず、上大岡まで行って京急百貨店で食料品を調達して帰宅した。
買っているのは下記の通り。
はっぴいえんどはっぴいえんど、『It's About Time』 Nile Rodgers / Chic、『Alfa Years』 『The Essential Works of Michel Legrand』 Michel Legrand
『はっぴい』はポニーキャニオンからの再発で予約していたもの。ナイル・ロジャースとミッシェル・ルグランはいきおいだな。
その他、ソニーのイヤーフォン用のイヤーチップ、コンプライのTG-200のSサイズを買っている。

 

はっぴいえんど

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イッツ・アバウト・タイム

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ALFA Years

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エッセンシャル・ワークス・オブ・ミシェル・ルグラン

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