柳家甚語楼の会

来年の東京オリンピックのマラソンの開催場所が問題になっている。当初の予定通り8月、東京で行うと暑さで選手の身体がきっと持たないから、札幌に場所を変更しますとIOCが今更のタイミングで行ってきた。単純に考えればそれって東京オリンピックではないし、会場の変更を主催地に相談なく決めるというのもあまりに独善的だ。小池都知事のことは嫌いなのであの人の困惑したところを観るのは小気味がいいがどう考えても理不尽だ。しかし日本側のオリンピックの責任者が森喜朗なのでこのまま押し切られるのだろうなあ。いっそ、やめてしまえばよかろうと思う。
3連休だったのだが、いつものように持て余すというか、睡眠のバランスが崩れるのか体調が悪い。いつものように早朝は時間を持て余し、8時半を過ぎたところで家を出る。横浜駅まで行って京急の駅そばでかき揚蕎麦を食べる。西口をちょっと歩いてからエクセルシオールカフェで時間調整をしてからヨドバシに寄ってジョイナスの地下で食料品を買ってから一旦帰宅。ちょっと休んでから再び家を出る。今日は『柳家甚語楼の会』なのである。
横浜駅横須賀線に乗り換えるが東京駅止まりだったののでそこで乗り換えて新日本橋駅で降りる。開場まで30分ほどあるのでいつものドトール日本橋本石町店に入る。なにか食べようかなと思っていたのだが、ミラノサンドはすべて売り切れだったのでコーヒーだけ飲んだ。今回はめずらしく13時開場。そろそろ時間なので日本橋亭に行くともう結構人が並んでいてすでに開場していた。ほどなくほぼ満員となった。ということで演目。

柳家甚語楼の会

『雑排』 橘家門朗
真田小僧柳家甚語楼
『釜泥』 三遊亭伊織
『代書屋』 柳家甚語楼
仲入り
『御神酒徳利』 柳家甚語楼

前座さんは文蔵さんのお弟子さん、やたら濃い顔が印象的だ。開口一番にしては珍しい演目か?もしかしたら生で聴くのは初めてかもしれない。続いては本日の主役登場。この演目を聴くのも久しぶりだな、聴くときは立て続けて遭遇するのだけど。助っ人として登場したのは歌武蔵さんのお弟子さん。三三さんで何度か聴いた噺。枕で今は亡き「落語よったり」に言及されたのでちょっと懐かしい気持ちになる。仲トリネタは爆笑もの。やっぱり生年月日のところが笑ってしまう。仲入り後は久しぶりに聴く噺。
うしろのおじいさんの鼾以外はよかった。新日本橋から横須賀線横浜駅、買い物をして帰宅。
『悪魔を憐れむ』読了。相変わらずトリッキーというか所謂ジェットコースターに乗ったようなスピード感。