第19回柳家甚語楼の会

昨日までは寒の戻りというやつなのか、寒かったが今日は朝方はともかくだんだんと春らしくなってきた。
昨日は会社帰りにいちの内科クリニックに一番で行ってきた。本来なら今日行くのだが、金曜日で正解だった。8時半過ぎには着いていて待っていたのだが、他に患者はおらず、9時5分過ぎには終わり、薬局もすぐに済んだ。
通院を昨日済ましたので、今日は都内へ出かける。「第19回柳家甚語楼の会」に行くのだ。その前に鶯谷界隈から浅草を遠回りに行く。駒形橋を渡って本所吾妻橋駅周辺へ歩く。「カフェ・スタイル・コジロウ」という珈琲店を探すのだ。以前雑誌のdanncyuのカレーと珈琲の特集の時に載っていた店だ。見つけたその店は予想と違っていた。コーヒー専門店かと思っていたが食べるものもけっこうある。ちょっと気後れがしてそこを通り過ぎて浅草線に乗って日本橋に出る。八重洲に行ってよもだそばという立喰いがあったので入って紅生姜天そばの食券を買ったが、どうも閉店間際らしくかき揚しかないのでそれに変更。
そこから大手町の富士メガネに行き、メガネのメインテナンス。土曜日は相変わらず混んでいていっぱいの人だった。そこから常盤橋を渡ってドトール日本橋本石町店で時間調整。そこで『チムニーズ館の秘密』読了。いろいろ突っ込みどころはあるのだろうが侮れないおもしろさだ。
そろそろ時間なので会場のお江戸日本橋亭に向かう。行ってみると誰も並んでいないなあと思っていたらもうすでに開場していた。どうも30分時間勘違いしていたようだ。受付はさん光さん。甚語楼さんの姿も見える。入ってみるとすでに9割ぐらいの入り。めずらしく左側の席に座る。ということで演目。

第19回柳家甚語楼の会

『芋俵』 春風亭与いち
『やかん』 柳家甚語楼
浮世床・夢』 柳家さん光
『へっつい幽霊』 柳家甚語楼
仲入り
船徳柳家甚語楼

プログラムには前座は柳亭市朗となっていたがそれは甚語楼さんの勘違い。頼んでいるつもりで昨日までプログラムを作ってしまい、連絡がこないので確認するとオファーをしていなかったことが判明。急遽与いちさんにお願いしたそうだ。その与いちさんは多分初めて、名前の通り一之輔さんのお弟子さん。開口一番で聴くのは初めて。最近の前座さんはみんな達者だ。続いては主役登場。この噺は確かずいぶん前に鈴本か何かで小太郎さんで聴いている筈だ。まあ落語によくある知ったかぶりの噺。プログラムには助っ人となっているさん光さんの高座も久しぶりだ。相変わらず飄々とした高座。仲トリのネタだが生で聴くのは初めてかなあ。昔「落語のピン」で昇太さんが演っていた。並びのおっさんの鼾が気になる。また携帯らしき音も何度かする。もういい加減電源を切れよ。こういうことは意外と年寄りがなっていないなあ。そういえば一番前の席にバーンの広瀬氏らしき人がいた。トリネタは夏のお噺。考えてみれば現代では起こりえない話だな、資格のないものが船を操るなんて犯罪だもの。
お開きの後は新日本橋から横須賀線に乗る。ホームに降りたらちょうど逗子行きが来ていた。そういえばまったく寝ていないなあ。
買っているのは『地下室』 Bob Dylan & The Band、『偉大なる復活』 Bob Dylan/The Band

 

偉大なる復活(紙ジャケット仕様)

偉大なる復活(紙ジャケット仕様)