高井忍

高井忍の著す歴史ミステリがおもしろい。といっても3冊ぐらいしか読んでいないが。
今回読んだ『近江屋一八六七年』は坂本龍馬暗殺の表題作と「浮世絵師の追想」という写楽に関する2作品を収めたものだ。表題作はちょっとおちゃらけた設定で始まるがなかなか説得力のある展開だった。「浮世絵師の追想」のほうはオーソドックスな感じでこれもなかなかおもしろかった。
またヨドバシで文庫本を買っている。
『ポンド氏の逆説』 G・K・チェスタトン

近江屋 一八六七年 百五十年の真相

近江屋 一八六七年 百五十年の真相