なかなか咲かなかった桜がすっかり葉桜になってしまった4月ももう後半である。
『定本漱石全集 第四巻』読了。
この巻は「虞美人草」である。もちろん初読。若者3組の恋模様を描いたものと言えるだろう。誰方がネットで書いていたが、ラストのスピード感がすごい。悪役の女性があっさり死んでしまうのはどうかなとは思うが、月報や注釈を読むと漱石は確信犯だったようだ。
次の第五巻とともに文庫本を2冊購入。
『定本漱石全集 第五巻』、『逆説の日本史20幕末年代史編Ⅲ』、『怪盗ニック全仕事4』
あとまたパット・メセニーのバリトン・ギターを使ったソロ・ギター・アルバム『What's It All About』をアマゾンで買っている。