熱海から稲取へ

先日、ご両親より、温泉に行かないかと打診があった。従兄弟のTさんと行く予定だったTさんが腰痛のためのピンチヒッターということだ。どうせ有給も取らなければいけないので参加することにしたので、今日は臨時休業。
その前にずっと行けていなかった床屋に寄って髪を切る。南太田から京急に乗って横浜駅で下車。ユニクロでシャツを買う。そこから東海道線グリーン車で熱海に向かう。めずらしくアルコールなし。ベックスでコーヒーを買って乗り込んだ。
熱海駅で降りるとかなりの人だかり。駅のトイレさえ並んでいる。そこで駅前のラスカというショッピングモールに入って用を足すついでにのど飴を買った。そこから市役所のある方へ歩く。鶏一という唐揚げがメインの店でご飯を食べるのだ。熱海の街はアップダウンが多い。途中もやサマでよく出ているお茶屋もあった。15分ほど歩いて清水町というバス停のそばにその店はあった。テイクアウトもやっているらしく店の前で何人か待っている。なかに入ってみると仙きゃが3組ほど、カウンターに座ってランチのからあげ合盛定食というのを頼む。味付けが2種類選べて醤油と旨塩でお願いした。

http://tori1.shop/

からあげは熱々で予想通り口の中をちょっと負傷した。先客のカップルが不思議な注文をしていて、からあげ単品と湯豆腐、それにご飯、アルコールはなしというオーダー。そのメニューなら酒だろうと思う。飲めないのならランチでいいじゃん。まあ私には関係ないけど、世の中はちょっとした不思議に満ちている。
さてそこから伊豆山神社を目指す。前から行ってみようと思っていたのだ。できれば一番ふもとの走り湯の源泉のところから行ってみたいと思っていたのだが、その近くまで行くのにけっこうかかる。途中お宮と寛一の像などを眺めつつ歩くがだんだんと道が登りになっていく。なんだかんだと20分以上歩いて逢初橋というところを過ぎて右手に走り湯源泉の看板があり左手に伊豆山神社参道があった。
時間的に走り湯は難しそうなのでそのまま参道を登っていく。それが延々と続く階段。途中何度もやめることを考えながらなんとか道を挟んで鳥居が視えるとこまでたどり着いた。しかしそこからも階段が続く。2時半の電車に乗らないとまずい。もうすでに1時50分。体力と時間を考え、参拝はあきらめ熱海駅へ向かう。バスもあるのだが、とりあえず歩く。ナビで調べると20分ほどで行けるようだ。しかし熱海、アップダウンが激しい。途中まで下りだったが上りが続き、息を切らせながらバス2台に追い越されながらなんとか駅に着いた。ホームに上がるとすでに電車は入っていてそれなりに混雑。なんとか席を確保した。だいぶ披露した身体を乗せて伊豆高原行の電車は出発。伊豆高原駅で下田行に接続するのだ。混んでいたが伊東でけっこう降りる人が多い。乗ったのは黒船電車というやつで海側はオーシャンビューになっているやつだ。伊豆高原で乗り換えたのは普通の編成。
伊豆稲取駅で同じ電車に乗っていた兄貴と合流。いずもの送迎のマイクロバスに乗り、いなとり荘に到着。まあ後はいつもの通りで温泉入って、刺身を食べて酒を飲んであっさり寝てしまった。