天竺徳兵衛韓噺

今日は予約していた国立劇場で歌舞伎観劇。めずらしく定時で会社を上がるが5時だとまだ日の出前で駅まで暗いなかを歩いた。もうすっかりというかやっとというか季節が変わったんだろう。
行き方を迷ったが、JRで新橋に出ることにした。新橋で銀座線に乗り換え、さらに青山一丁目半蔵門線に乗り換えて半蔵門で下車。なにかしらないが界隈は警察の方々でいっぱいで何事なのか?
いったん国立劇場に行ってチケットを発券してからまた駅近くに戻って、いつも行っているエクセルシオールカフェの対面にあるエクセルシオールカフェに入る。ここで時間を潰してからコンビニで食糧を確保してから劇場入り。
去年観た『大岡越前』とは違い、それなりの入り。プログラムを買って、ロッカーに荷物を預けてから、とりあえず買ってきたおにぎりを食べた。
さてということで開演。

天竺徳兵衛韓噺

徳兵衛役は八代目中村芝翫。やはりこの人の入りは役者のせいか?しかし主人公の徳兵衛が除幕では出てこないという変則的な芝居で、歌舞伎らしく荒唐無稽なのだが、それにしてもそのこじつけが説得力がないというか違和感があるのでいまひとつストーリーに入り込めない。見どころは巨大蝦蟇の登場だろうが、それもなんかあっけない。大詰めでは眠気が襲ってきてしまった。物語としては去年の『大岡…』のほうが良かった。しかし国立なのでめったに演らないものを掘り起こしているのだがら仕方がないかな。とかいいながら資料集も買ってしまった。
帰りは新橋まで国立劇場が出す都バスで新橋まで出たのだが、同乗したおばさんも導入部がわかりづらいと言っていた。

https://www.ntj.jac.go.jp/sp/schedule/kokuritsu_l/2019/10141.html
横浜駅でヨドバシに寄って頼んでいた文庫本を3冊受け取る。
『時代小説で旅する東海道五十三次』 岡村直樹、『悪魔を憐れむ』 西澤保彦、『血染めの旅籠-月影兵庫ミステリ傑作選』 南條範夫

 

時代小説で旅する東海道五十三次 (講談社+α文庫)

時代小説で旅する東海道五十三次 (講談社+α文庫)