平成30年11月歌舞伎公演「通し狂言 名高大岡越前裁」

昨日に引き続き、外出である。昨日受け取ったチケットを持って歌舞伎観劇である。何年振りだろうか?二桁は当然超えているだろう。夜、それなりに寝れたのが良かった。7時過ぎに家を出て、横浜駅東横線に乗り換えて、今度は渋谷で半蔵門線に乗り換える。渋谷駅地下は昨日書いた大手町以上の迷路だ。ちょっと彷徨ってからなんとか半蔵門線に辿り着いた。
半蔵門駅で降りたがまだ開場まで時間がある。このあいだも入った新宿通り沿い、ローソンの隣にあるエクセルシオールカフェで時間調整。日曜日ということもあり、この界隈はオフィス街だから人通りは少ない。そこを出てから山下書店に寄って本を2冊購入。
義太夫を聴こう』 橋本治、『小満んのご馳走』 柳家小満ん

 

義太夫を聴こう

義太夫を聴こう

 

 

小満んのご馳走 酒・肴・人・噺

小満んのご馳走 酒・肴・人・噺

 

 
10時ちょっと前に国立劇場に行ってみたがまだ開場前だった。前のベンチで開くのを待ってから入場して、早速プログラムというか筋書を買った。荷物をコインロッカーに預けて身軽になって開演を待つ。

『名高大岡越前裁』
序 幕 第一場 紀州平沢村お三住居の場
第二場 紀州加田の浦の場
二幕目 美濃長洞常楽院本堂の場
三幕目 第一場 大岡邸奥の間の場
第二場 同 無常門の場
第三場 小石川水戸家奥殿の場
四幕目 南町奉行屋敷内広書院の場
五幕目 大岡邸奥の間庭先の場
大 詰 大岡役宅奥殿の場

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今回観た演目は黙阿弥物で大岡政談から天一坊事件を取り上げたもの。大岡越前梅玉天一坊に右團治といった配役だ。国立劇場らしく通し狂言。ただしあまり知られた演目でもなく、役者も地味なのでお客の入りは悪い。そのことは百も承知で来たので期待はしていなかったが、まあまあ楽しめた。やはり歌舞伎というのは舞台と三味線の音、それから役者の衣装、それらが一体となって楽しめるので、その空間にいるだけで心地よいということがあるのだろう。
帰りは行きと同様、半蔵門線から東横経由、横浜駅で買い物をして帰宅した。