出かけない

この休みもいつもと同じでどこにも行かなかった。休みに入る前はどこそこへ行こうかとか考えているのだが、いざその時になると食料品を購って家に籠るということになる。
今朝も横浜駅まで出かけた。とりあえず週刊碁をキオスクで買おうと思っていたらいつものキオスクが閉店している。西口は終わらない工事が継続中で他の店舗も見つからない。しかたがないのでベローチェで時間をつぶす。ヨドバシが開店したころを見計らってさらに時間をやり過ごし久しぶりに有隣堂書店に入る。中公文庫のフェアみたいなのをやっていてそこに以前から買おうかなと思っていた吉田健一のエッセイが何冊かあったのでとりあえず2冊手に取って、さらに文庫売り場を巡る。本当は片岡義男のエッセイの新刊でも買おうかなと思っていたのだが単行本なので辞めにした。本当に買おうかどうか迷いながら正規の中公文庫コーナーに行ってみると関川夏央の本があったので、吉田健一と合わせて買ってしまった。
『舌鼓ところどころ/私の食物誌』 『酒談義』 吉田健一、『汽車旅放浪記関川夏央

舌鼓ところどころ/私の食物誌 (中公文庫)
 
酒談義 (中公文庫 よ)

酒談義 (中公文庫 よ)

 
汽車旅放浪記 (中公文庫)

汽車旅放浪記 (中公文庫)

 

 


『平賀源内捕物帳』読了。解説でも指摘している通り、最後の2作に突然、伝兵衛の姪が出てくるのがちょっと解せない。まあ十蘭さんのことだから、源内に探偵をさせるのに飽きたのかなあ。後、正義の人とはとても思えない平賀源内がお国のために密貿易者を率先して懲らしめるようなことをするのもなんか妙な気がする。