浅草の裏

もう雨ばかりの毎日が続いている。さて今日は降らないかと思われる天気だ。仕事からの帰宅途中、新杉田ユニクロでシャツでも買おうと思いついたが、まだ開店まであるのでドトールに入る。買い物を済ませるといったん家に帰ってから出かけることにする。
横浜駅でJRに乗り換え、例によって鶯谷駅に降りると降ってやがる。とりあえずドトールに入る。相変わらず混んでいる。それに客層がいつものように多彩というか不思議なのだ。雨は次第に強くなっているがこちらは傘を持っていない。しかたがないので状況が良くなるのを待つしかない。
どれくらい経ったのか多少小振りになったところで店を出て歩く。吾妻橋のひらいというどぜう屋さんに行くことにする。金杉から国際通りに出る。後から考えてみれば左に行けばよかったのだが道なりに向かった。三ノ輪の駅を通り自分の信じる道を歩いているといつのまにやら町名表記が清川となっている。廻りは簡易宿泊所が多く、一人なのだが明らかに誰かと話しているおっさんがいたりする。変なところに来ちゃったなと思ったが仕方がない。なんとか桜橋に辿り着き隅田川を渡り、隅田公園沿いを歩いて枕橋を渡ってお店を見つけた。
前にこのお店に来たのは何年前のことになるのだろう。入ると先客はなし。ビールの大瓶と丸鍋、アサリのヌタを頼んだ。お通しは大根を薄切りにしたものにカツオの塩辛を和えたものでこれがなかなかおいしい。ビールの後は菊正宗を常温で二本。丸鍋をおかわりして終了。それなりに酔って店を出て吾妻橋駅近くのゆで太郎で季節の薬味蕎麦というのを食べて、地下鉄で帰ってきた。車中寝てしまい、気づいたら横浜駅であった。