落語教育委員会

昨夜の酒が残っている。珍しく5時過ぎまで寝ていた。9時を過ぎるのを待ってから、家を出る。南太田の富士スーパーの前にできたクリーニング店にロンバードジャケットとセーターを出す。それから京急に乗って横浜駅西口のダイヤキッチンで食料品を買い、根岸線に乗り関内で下車。珍しく伊勢佐木モールは歩かず、鎌倉街道沿いを横浜橋商店街まで歩く。いつものキムチ屋でカットしてある白菜とネギのキムチを買って、神奈中バスで帰宅。
夕方、家を出て上野の鈴本演芸場に向かう。今日は前々から行きたかった『落語教育委員会』だ。チケットはすでに手に入っている。満席で立見席は2,000円だそうだ。ということで演目。
落語教育委員会 in 鈴本

『漫才』 曇空ひろう・かろう(三遊亭歌武蔵・柳家喬太郎
『堀の内』 入船亭遊京
『羽団扇』 三遊亭歌武蔵
仲入り
明烏柳家喜多八
『抜け雀』 柳家喬太郎

まずはこの会では恒例らしい、オープニングコント。今回はスーツ姿の歌武蔵・喬太郎両師による漫才。疲れている「ひろう」が歌武蔵、もっと疲れている「かろう」が喬太郎だそうだ。本来なら喜多八師も登場するのであろうがまだ足の具合が悪いのだろうか?続いて二つ目登場。確か前座さんで見ている。なんかちょっと独特な感じがおもしろい。仲トリは歌武蔵師。初夢の話から突然、天狗が出てきて『天狗裁き』か『羽団扇』に似ているけどなんか違うなあと思って聴いていた。後で調べてみると『羽団扇』にも、後半七福神の宝船が出てくるこういうバージョンもあるようだ。
仲入り後は板付きで喜多八師。少し痩せられたかなあ。噺の方は相変わらずおもしろい。何年か前に「鯉橋の会」で聴いた郭噺を演ってくれた。トリは喬太郎師。この演目も何回か聴いたなあ。やはり下げが難しい。最初に説明がないとわからないだろう。それにしても喬太郎さんは楽しい。
帰りは上野駅まで歩いて、東海道・上野ラインのグリーン車に乗ってビールを飲みながら帰ってきた。