早川から箱根湯本へ

毎度のお休みだが、今日はOさんと飲む約束がある。それまでにどうやって時間を遣り繰りするかだ。家に帰ってとりあえず睡眠を取るといってもどうせ大して眠れない。落語に行くかと思っていたがこれまたそそる番組がない。
横浜駅まで出て銀行に寄ってからもなお迷っていたが、前々から考えていた、東海道線早川駅から早川を辿って箱根湯本まで歩くことにした。「放浪 神奈川」というサイトに川を河口から源流まで逆上る企画があるのだ、それのまねである。
http://www.geocities.jp/kk810558/
快速アクティーグリーン車シウマイ弁当を持って乗り込んだ。いきおいのまま缶ビールも車内で購入。なんかけっこう早く早川駅に到着。小田原漁港の方に行ってみる。今朝というか明け方から朝まではやたら寒かったが、10時も半ばを過ぎると日差しが暑いくらいだ。漁港はのんびりとして海では釣りをする人が多数。さてこの人たちも夜勤明けか?そこから早川を一旦渡って小田原方面に歩く。右手に小田原文学館という表示を見ながら出たのは東海道である。計画を変更して小田原に戻ろうかとも思ったが、初志貫徹して箱根方面へひたすら歩を進める。東海道は途中両側にあった歩道が片側だけになったりして、歩くには向かない。どうももっと川沿いに歩くルートがあったようだが、小田原用水取水口辺りから川がほとんど見えない道を歩いていた。それにしても暑い。朝方はセーターでも着ないとだめかなあと思っていたのに大違いだ。また左手に川が見えだし、箱根湯本駅が見えてきた。三枚橋を渡り、川に降りてみる。川から上がって今度はあじさい橋という赤い橋を渡り、東海道に戻る。湯本温泉街をぶらぶら。ずいぶん昔に行ったことがあるはつはなというお蕎麦屋さんは相変わらず混んでいる。しかし私が行ったのは新館の方かな?早川と須雲川が分岐するところからちょっとだけ須雲川沿いに歩いてみたが、汗はかいているしさすがに疲れたので駅方面に戻り、新宿までのロマンスカーの切符を買ってから、スマフォの充電を兼ねてルノアールで一休み。当初座った席に電源が見つからなかったので、ありゃ観光地のルノアールは流石に普通の喫茶店かと思ったが足元にあった。80%ほど充電したところで店を出る。また駅周辺をうろうろして駅構内の売店で「箱根いなり」という弁当と箱根の絵が入ったサッポロ・ビールを買って、ロマンスカーを待つ。入線してから車内清掃をするのだがそれが発車時刻ギリギリまでやっていて、乗車したと思ったら何のアナウンスもなく発車して、ちょっと驚いた。
ロマンスカーなんて何十年振りだろうか?昔話になってしまうが古は日東紅茶と提携していて、紅茶の車内サービスがあったような気がする。車体も全然印象が違うものなあ。途中、向ヶ丘遊園やら登戸と懐かしい駅を通り過ぎたが、もう車窓から見える風景はまったく馴染みがないものであった。
新宿でロマンスカーを降りて、南口を歩く。そうか新宿も久しぶりだ。新星堂ロックインに寄ったり、しながら靖国通りを歩く。富久町とか四谷四丁目辺りから曙橋駅から都営新宿線に乗り、小川町で下車。連雀町近辺を歩いてみると、ちょうど神田藪の前を通ったら、再建したらしく本日がプレオープンのようだ。これまた久しぶりに神田アクアハウス江戸遊で汗を流す。相変わらず混んでいるなあ。2階の休憩所でちょっとだけ横になる。
そこから神田まで歩いて今度はJRで五反田で下車。とりあえず時間を潰すため、本屋とかをうろうろする。さてそろそろいつものかね将に入ろうかどうしようかなあと思っていると電話が来て、これから会社を出るという。しかたがないのでまた界隈を彷徨って、先に入って連れの到着を待つ。30分ほどで相方到着。普段ならもう一軒というところだがかね将だけで解散。なんせ当方は朝からほとんど寝ていなかったので勘弁していただいた。品川から横須賀線グリーン車を奢って帰宅。