ECMレーベル

多分、70年代だと思うが「ECM」というレコード・レーベルがあった。ジャケットがとても綺麗で、透明感がある写真が多く使われていた。いまではもうそんな国があったのか?というような感じではあるが、西ドイツのレーベルである。
その現在でも継続している会社のタイトルの一部が所謂新しい高音質のフォーマットで再発された。その一部を例によって、ヨドバシ.comで購入。
パット・メセニー・グループ』 、『オフランプ』 パット・メセニー・グループ、『ウィチタ・フォールズ』 パット・メセニーライル・メイズ
想い出のサン・ロレンツォ オフ・ランプ ウィチタ・フォールズ
現在というか後年のパットのアルバムはやたら長くなってしまって、聴いていて疲れる。この頃のものは潔くていい。何故かミュージシャンはキャリアを負う毎に楽曲が長くなっていくことが多いが、これって決していいことではないと思う。うろ覚えだが大滝詠一が『イーチ・タイム』発表時に「最近、曲が長くなってねえ」みたいなことを発言していたと思う。現状のフォーマットがCDだと74分とか平気で入れられるので、そのせいもあるのだろうが、長ければいいというものではない。ビートルズの初期のアルバムなどは裏表で40分も満たないではないか!