国府津から小田原へ

さて、今日も休みなので出かけることにする。それにしても暑い。どこに行こうかといろいろと迷った挙句、とりあえず国府津に行くことにした。
なんで国府津かといえば、内田百間の随筆に度々出てくるので、頭のどこかに残っていたのだ。
この間と同様、大原隧道を抜けて保土ヶ谷駅に到着。ちょうどホームの立喰蕎麦店が開いたので、モロヘイヤそばを食べる。久里浜行きの横須賀線に乗って、戸塚で熱海行きの東海道線に乗り換える。車内はそれなりに混んでいる。予定通り、国府津で下車。駅のすぐそばに国府津館という百間の随筆にも出てくる旅館があった。おもったより小振りだなあ。そこから国道1号線を小田原方面へ行く。当初は国府津近辺の名所を廻るつもりだったのだが、毎度の通り、予定は未定なのである。厳しい日差しの中、途中、海の方に行ってみたりしながらひたすら歩く。
途中、酒匂川を初めとする何本かの河川を渡り、1時間以上歩いて小田原の繁華街に辿りついた。せっかくなので小田原城址を通り抜け、駅前をちょっとうろうろする。さてどうしようかとも思ったが、暑さと襲ってくる眠気のため、あっさり帰ることにした。