左談次のひとりでやる会

『置き泥』 立川談吉
『町内の若い衆』 立川左談次
『錦の袈裟』 立川左談次
仲入り
『妾馬』 立川左談次

開口一番は談志最後の弟子で先頃、左談次師匠の預かりとなった談吉さん。観るのは初めて、なんか談志を彷彿とさせるな。なかなかうまい。続いて早速だが主役登場。相変わらず楽しい枕のあと、得意ネタであろう噺から突入。ご本人も言っていたが、本当になんていうことのない内容で、でもこういうのが落語なのだろう。一席終わった後、そのまま次のネタに入った。この噺を生で聴くのは初めてだろう。与太郎が所帯を持っているという珍しい演目だ。ある意味廓噺なのかな。仲入り後は御馴染みのネタでお開き。枕でちらっと言っていたが、この師匠で『居残り左平次』とか聴いてみたいものだ。
終演後、お腹が空いていたのでガード下にあるだん家という店に入って生ビールを飲んでから帰宅した。