鈴本演芸場 七月中席 昼の部

やることがないので不本意ながらラッシュの電車に揺られて東京まで出かける。私のような休みの人間が通勤通学のみなさまのスペースを犯してしまうのは申し訳ない。自分がこの手の電車で通っていたとき、大きなカバンを抱えた旅行者などが乗っているとムッとしたものだ。
早々に御徒町に到着するも、本日の目的の寄席が開場するまでまだまだある。それにしても今日は暑い。後で確認したところ、今年初の猛暑日だったようだ。このあいだも寄った立喰そば屋で朝定食を食べてからベローチェでひまつぶし。そこで小一時間過ごしてからとりあえず出るが、時間は有り余っている。猛暑のなか知った道をうろうろするが、太陽が脳天に照りつける。ツタヤに寄ったり、アメ横を通り過ぎたりするが、時計は大して進まない。すでに開いている飲み屋で一杯飲って帰ってしまおうかとよっぽど思ったがなんとか時間をやり過ごしてから、鈴本演芸場に入る。
さすがに猛暑の平日の真昼間。団体も入っているようだがお客はまばら。でもこのくらいが正しい寄席だろう。ということで演目。