ミッドナイト・イン・パリウディ・アレン監督、『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』 フレデリック・ワイズマン監督
ウディ・アレン監督作はパリを舞台にしたタイムスリップ・コメディ。何もこんなチョイ役にあの俳優を使うこともないのにとも思ったが、楽しめた作品だ。主人公が最後に出会うパリジェンヌがあんまりかわいくないのは監督の好みなのか?監督の分身であろう主演のオーウェン・ウィルソンが良い。続いては金井美恵子のエッセイでも度々言及される監督作。この人はドキュメンタリーしか撮らないようだ。パリのナイトクラブに於けるヌードショーに密着した作品。映像は美しく、とにかくおっぱいとお尻のオンパレード。クラブの経営の問題、演出、ダンサー、裏方といったあらゆる部分をナレーション抜きで描いていく。でもちょっと長かったかな。『ミッドナイト・イン・パリ』鑑賞中に地震があったのにはちと驚いた。けっこう長かったもの。というわけで楽しめたのだが、気になったのは併設している東急デパート本店だ。7階のジュンク堂を除いて、お客は疎ら。まあ平日だけどさ、やっぱりデパートってそうなのかな。
その後、新宿でOさんと会う。彼もなかなか大変そうだ。