『十代目金原亭馬生 噺と酒と江戸の粋』、『ロング・グッドバイ』を読み終わった。先代馬生を生で聴いたことはもちろんない。テレビで何回か観た程度であろう。志ん朝の兄貴、志ん生の息子といういプレッシャーというのは相当なものだろう。でもそこは志ん生の息子、いい加減で適当なところは血を引いていたんであろう素顔が見えてくる。
チャンドラーは村上春樹訳ということもあり、読んだけど。正直何にも覚えていなかった。こういう話だったんだな。アルトマン監督の映画とも全然違う。ちょっとフィリップ・マーロウを見直したかな。