『牛ほめ』 春風亭一左
真田小僧』 柳家一琴
『三年目』 三遊亭萬窓
三方一両損』 入船亭扇好
  仲入り
『千早振る』 柳家三三
居残り佐平次』 桃月庵白酒

開場の日暮里サニーホールはどうも、コンサートかなんかに使われているらしく、みんなノーマイク。開口一番は一朝門下、途中つまることもあったが、卒なくこなす。以前、漫談と紙切りしか見ていない一琴師匠。子どもの表情がすごくいい。比べては悪いけどらく八とは段違いですね。お初の人が続く。萬窓さんは風貌通り、キチンとした芸で地味な噺を聴かせてくれた。中トリもお初で、江戸っ子噺。枕の、正蔵、いっ平兄弟は正真正銘の江戸っ子だけど、そうは見えないというのは笑った。
エアコンがけっこう効いていて寒い、会場でも上着を着込む人が何人か見られた。エアコンを切ってもらって、後半、三三さん登場。羽織を脱ごうとしたが、着物がバックと同じ色合いなので顔だけが浮かんでいるようなので止めますというのには笑った。
さて待望の『居残り佐平次』、円生のはビデオで何度も見ている。いやいやおもしろく見させてもらった。やっぱりこの噺はおもしろい、他の人ももっと演ってもらいたい。
終演後、kといっしょに馬賊という中華店でラーメン、私はビールも飲んだ。そういうことで帰宅の途につく。