第71回志らく一門会

志ら乃
前説

前座によるチャレンジコーナー
立川 こらく    10分
「日和違い」
立川 志らべ    5分
「漫談」
立川 らく八    20分
「道具屋」
  志らくによる採点・好評

立川 志ら乃
粗忽長屋」  

仲入り

立川 らく朝
「後生鰻」
立川 こしら
寿限無
立川 志らら 
「漫談」
立川 志らく
「湯屋番」

めずらしく志ら乃のオープニング・トークの後からチャレンジ・コーナー開始。最近、少しはマシになったかなあと思っていたこらくだが、今回はだめ。抑揚はないし、まあなんといっても笑えない。志らべは漫談だがもう少し考えたほうがいい。こらく同様つまらない。らく八はおもしろくはないがちゃんと演っていた。
師匠・志らくの講評は私個人とは逆でこらくのほうが点が上だった。評価自体は似たようなもので、もう少しメリハリつけろよといったところ。
その後、志ら乃が熱演。なんだかんだいっても、独演会など場数を踏んでいる志ら乃が安定しているのは当たり前の話だろう。
仲入り後、久しぶりのらく朝。あんまりこの人に関してはおもしろいと思ったことがなかったが、陰気といえば陰気なこの演目を安心して聴けた。そこら辺が二つ目の実力か。こしらは相変わらずで以前にも聴いた演目。もうこの人は独自の世界で嵌れば大笑いだし外したらどうしようもない。志ららは漫談。この人はどういうところ目指すのだろうと、本人には大きなお世話だろうがちょっと心配。
師匠にしてはめずらしい演目か?笑わせていただいたがちょっとお疲れ気味かなあ。
参加者が少なかったので即解散。