さて二部で失礼して鶯谷へJRで向かう。根岸辺りを銭湯を探してうろうろ、あきらめかけていたところふと見上げるとありました「宝泉湯」。マンションタイプの小奇麗なところでした。変わり湯ということでさくらんぼ湯というのをやっていた。甘ったるい匂いのするお湯でさてどんな効能があるのか?しかもそのお湯が霧となって降り注いでいる。
さっさと出てから目的の居酒屋、鍵屋を探す。見つけたがちょっとはいりずらく一旦前を通り過ぎる。ところが先が行き止まりだったので戻ってきて入店。
お燗場をコの字型のカウンターで囲ったのと小上がりでだいたい15人ぐらい入れるかなあ。カウンターの一角に陣取ってビールを頼む。サッポロかキリンということなのでサッポロを注文、久しぶりの大瓶だ。お通しは炊いた豆。つまみに冷奴と合鴨の塩焼きを頼む。そのほかのつまみはうなぎのくりから焼きや煮奴、御新香など10ほど。ところてんが品書きにあるがこれはつまみになるのかなあ。まあ酢の物といえばそうか。しかし頼んでいる人はいなかったようだが。一人客は私のほかに二人。黙々と飲んでいる。店内を見回すと非常に古い作りでノスタルジックな感じ。古いポスターや看板が店に貼られている。ビールを飲んでしまったのでお酒を頼む、甘口辛口とあり辛口というと菊正宗か大関といわれたので菊正宗を注文。時代物のお燗付けでお燗をつけている。久しぶりの燗酒を飲みおわりお勘定。2,210円也。
店を出てから急にバッテラを食べたくなって浅草方面を歩くが、なぜか京樽とかそういう店が見当たらず結局何も買わずに浅草まで歩いて地下鉄で帰宅。あ〜よく遊んだ。